瀬戸内の海に抱かれたまち「三原」で一緒に働ける医師をお待ちしています
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のメッセージ - 診療
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レジャー
院長からのメッセージ
広島県東部に位置する三原市は、日本三大浮城の一つとして知られています三原城跡、備後路に春を呼ぶ2月の神明市、やっさ踊りで有名な8月のやっさ祭り、さらに瀬戸内の新鮮な味覚であるタコなどで有名な人口約10万人の小都市です。
その中心部に位置する三原赤十字病院は、昭和27年(1952年)に市立三原中央病院より日本赤十字社に移管され開院しました。以来、赤十字の精神である「人道・博愛」に基づき、地域の皆様から信頼され、三原地域の中核病院となるべく、良質な医療の提供を目指して努力して参りました。また本格的な高齢化が進む三原地域の多様かつ高度化した医療ニーズに応えていくため、平成22年10月に新病棟を建築し、新たに放射線治療装置の導入によるがん治療の実施等時代の変化や要望にあわせた医療の提供に努めています。
2次医療圏としては、尾道市、世羅郡世羅町とともに2市1町で尾三医療圏を形成しており、県内総面積の12.2%で、総人口はおよそ26万人になりますが、近年内陸部を中心に人口の流出による地域の過疎化が広がり、国、県平均と比べ少子高齢化率が進んだ地域となっています。死因別死亡割合では、がん、心疾患、脳血管疾患が約6割を占めており、また、近年は生活習慣病患者が増加傾向にあります。
その中で当院は、平成22年に三原市で唯一放射線治療を開始しており、手術療法、化学療法に加えて総合的ながんの治療を行なっております。また、生活習慣病への対応として、糖尿病などの教育的入院の実践、医師をはじめ薬剤師・栄養士による各種指導、生活習慣病予防講座の開催など、病気の治療だけでなく、予防医療にも積極的に取り組むとともに、訪問診療・訪問看護等の在宅医療を推進することにより、地域に密着した医療の提供に努めています。
これからも、地域の医療ニーズを踏まえた基本方針に基づいて、救急医療への対応、少子・高齢化社会への対応、病診、病々連携を密にして患者様本位の医療を推進し、地域社会に貢献できる医療機関を目指してまいります。
三原赤十字病院
院長 上山 聰
三原市長からのメッセージ
平成17(2005)年3月22日に、旧三原市・本郷町・久井町・大和町が合併し誕生した三原市は,中国・四国地方のほぼ中心部に位置する人口約10万人のまちです。
瀬戸内の温暖な気候や災害の少ない地域特性に加え、美しい景観、名所、四季折々の祭りなど、自然や歴史・文化に育まれたこの地域は、広島空港、JR山陽新幹線、JR山陽本線、三原港等、全国有数の交通アクセスに優位性があります。これらの地域資源を生かし、「行きたい 住みたい つながりたい 世界へはばたく瀬戸内元気都市みはら」の実現に向け、三原元気戦略プランに基づき各種施策等に取り組んでいます。
さて、三原赤十字病院は,昭和27年4月に三原市立三原中央病院から移管されて以来64年間もの長きにわたり,「人道・博愛・奉仕」の赤十字精神に基づく良質な医療の提供等を行う地域の中核総合病院として、救急告示病院、災害拠点病院、エイズ治療協力病院の指定を受ける等地域の基幹病院としてその役割を担っています。特に救急医療においては、病院群輪番制参加施設として休日・夜間における二次救急医療や小児救急医療の診療体制を整えるとともに、災害派遣医療チーム(DMAT)を保有する等、災害時の救急医療を担っておられます。また新たな放射線治療装置の導入によるがん治療をはじめ、糖尿病等生活習慣病に対する予防医療の実践等、さまざまな医療活動にも取り組んでおられます。
このように、三原市の医療提供体制の一翼を担う三原赤十字病院の役割は大変重要であり、三原市としても病棟等の増改築事業や小児救急医療運営費に対して財政支援を行っているところです。
今後人口減少や超高齢社会を迎える中で、将来のあるべき医療・介護提供体制の姿について議論されていますが、地域に根ざした公的医療機関として機能強化に取り組まれている三原赤十字病院の重要性は一層高まっていくものと期待するものであります。これからも、市民から愛され信頼されている三原赤十字病院を応援してまいります。
結びになりますが,戦国の武将である小早川隆景公によって築城された三原城が平成29年に450年を迎え,市をあげて三原城築城450周年事業を盛り上げています。ぜひ歴史と伝統文化の魅力溢れる三原市へ,ご家族の皆様とともにお越しください。心より歓迎いたします。
三原市長 天満 祥典
三原市ホームページ
医師からのコメント
第一内科部長の橋本が当院の診療についてご紹介します。
当院は、昭和27年に市立三原中央病院を三原市より移管されて発足しました。その後、地域の医療ニーズを踏まえて診療科の充実化を図り、昭和63年に総合病院三原赤十字病院の名称に改めています。発足以来、赤十字精神である「人道・博愛・奉仕」に基づき、地域の皆様から信頼され、三原地区の中核的病院となりうるべく、職員一致団結して日々の診療にあたっております。
当院は三原市および周辺地域を担当する三原地区における中核病院として、地域災害拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、DPC対象病院等の機能を持ち、地域における高度・専門医療を担っています。
また、平成22年には、念願であった新病棟の竣工にあわせて、放射線治療器を導入し、三原市内では唯一治療器を用いてのがん治療を行なっています。その他、小児入院医療管理料病床、人工透析、緩和ケア病床、訪問看護ステーションを有し、平成27年6月には地域包括ケア病棟を開設し、来るべき高齢化社会に備え積極的に活動しています。
診療科は19科ですが、医師不足は深刻であり、循環器科、産婦人科、脳神経外科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科は非常勤医師で対応しており、また内科の他、多くの診療科でも不足しており、医師の確保は急務となっています。
診療内容については、例として私の所属している内科の事を簡略ですが紹介させて頂きます。
内科は常勤医7名、非常勤医5名が所属しています。特に専門医による消化器疾患の診断と治療に力を注いでおり、消化管領域では、通常の上部及び下部消化管内視鏡検査に加え、拡大内視鏡、狭帯域光観察(NBI)や超音波内視鏡を使用し、より正確な診断を目指すとともに、早期胃癌、早期大腸癌の治療として内視鏡的粘膜切除術などの内視鏡的治療を積極的に行なっています。肝臓領域では「広島県肝疾患診療支援ネットワーク」専門医療機関及び肝炎インターフェロン治療指定医療機関に指定されており、肝癌に対しては、現在治療の主流となっている経費的ラジオ波焼灼治療法を平成12年10月よりいち早く導入し、リザーバ留置による動注化学療法や肝動脈塞栓術なども行い肝癌の総合的治療を実践しています。胆膵領域では、内視鏡的胆管・膵管造影、超音波内視鏡を行っています。胆管結石に対しては内視鏡的乳頭切除術・採石術を、また閉塞性黄疸に対しては経皮的および内視鏡的ステント留置術を積極的に行っています。
最後に、当院は、2次救急指定病院として年間5000件を超える救急患者に対応するとともに、急性期から慢性期まで幅広い医療を展開しており、特化型の病院ではなかなか経験できない診療に触れることができると思います。
少しでも興味を持たれた方は、是非ご連絡ください。職員一同心よりお待ちしております。
診療内容
総合病院として、一部の診療科を除き全日診療を行っています。
特に呼吸器、消化器、筋骨格、腎・尿路、小児系の症例数は三原市内でもトップであり、地域の中核病院として、日々の診療にあたっています。
平日業務 | 一般診療 平日:8:30~16:50 第1・3土曜日:8:30~12:30 入院診療 ※上記時間帯は当社規程による基本的な時間帯です。 これ以外の時間帯については別途相談の上で決定することも可能です。 | |
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時間外業務 | 当直(月2回程度) | |
休日業務 | 日直(月1回程度)、入院患者急変時対応等 | |
一日の患者数 | 外来 | 342.4人 |
入院 | 178.1人 |
※さらに詳しい内容についてはお問い合わせください。
ある医師の1日
施設紹介
院内の施設を写真でご紹介します。
①案内図-1F
②案内図-2
③案内図-3F
④ナースステーション
⑤受付
⑥外来
⑦中央採血室
⑧MRI
⑨CT
⑩x線透視撮影装
⑪リニアック(放射線治療装置
⑫マンモグラフィー
⑬手術室
⑭内視鏡室
⑮リハビリテーションセンター
⑯透析室
⑰化学療法室
⑱緩和ケア病床
アクセス
【徒歩の方】JR三原駅より徒歩10分【お車をご利用の方】広島空港より30分
高速道路(山陽道)・・・広島市より1時間(三原久井ICより15分)
【バスをご利用の方】JR三原駅より3分
(福地線2番乗り場で乗車(三原駅前→日赤病院前))
地域連携
地域医療連携課では、地域における中核病院として一貫した医療を患者様へ提供できるよう、地域の各関係機関との連携強化に努めています。
【業務内容】
●紹介患者さまの受付業務全般
●高額医療機器共同利用の受付
●退院支援
●在宅患者24時間病診連携への対応
三原赤十字病院地域医療連携課
三原市での暮らしを、事務部富岡が紹介いたします。
三原市は、広島県東部、瀬戸内海沿岸に位置する人口約10万人の小都市です。
我が三原市について、ずばり端的にアピールすると「交通」「景観」「食事」この3つです。
まず「交通」ですが、中国地方の中核都市である広島市と岡山市のほぼ中間に位置し、車を使うときは山陽道、公共交通機関を使用するなら新幹線が通っているおかげでアクセス性は抜群であり、当院の職員でも双方から通勤している者が多くいます。更に広島空港から車で30分、四国及び山陰へはしまなみ海道や尾道松江道路を利用することで、東西南北及び遠方へのアクセスにも死角はありません。
続いて「景観」ですが、三原市は、中国地方と四国地方の間に広がる瀬戸内海の沿岸部に位置し、市面積470??の中に複雑な海岸線と北部の山岳地帯を内包しているため、起伏に富んだ景観が多く、筆影山や竜王山、白龍湖、船木峡など名所を数えあげれば切りがありません。その中で私の一番は筆影山から見る海霧です。秋から冬の朝早くに時々見られる現象で、標高311mから見る瀬戸内海一面が雲海に沈み、所々から島が顔を出す様は極めて幻想的でありながらどこか儚い美しさを感じさせてくれます。
最後の「食事」については、以降の項目と被るためここでは「タコ」というキーワードのみご紹介させて頂きます。
気候
四季を感じるやや温暖な気候
穏やかな瀬戸内海からくる温暖な空気と中国山地と四国山地によって防がれる季節風によって、三原市を含む瀬戸内海沿岸都市は、夏冬の気温差が少なく、年間を通じ温暖で過ごしやすい環境です。また、日照時間は2000時間/年と長く、降水量は1200㎜/年と極端に少ないことも大きな特徴です。
グルメ
タコを食べつくす!
三原といえば、瀬戸内で一番おいしくタコを食べれる町です。
全国的にも有名な三原ブランド「マダコ」・・・・
何が他のタコと違うかと言うと、
・環境が違う
・足が違う
・調理方法が違う
~環境が違う~
実はタコは見た目に比してグルメです。カニやエビなどの高級食材が大好物であり、広島県で最も小島の多い我が三原市沖は、岩場が多くタコ好みの餌が豊富に生息しています。
更にタコはとてもキレイ好きであり、瀬戸内海式気候の影響を受け、一定の水温で濁りの少ない瀬戸内海は格好の棲家となっています。
~足が違う~
美味しいタコの条件は、足が太く短いものが良いとされています。小島の多い三原沖は潮流が激しく、そこで育ったマダコの足は短く太く、代謝に優れ、その身は引き締まっており、最高の弾力を歯に伝えてくれます。
~調理方法が違う~
タコは捨てるところがないと言われるくらい、全ておいしく頂ける海の幸です。生ダコの刺身&吸盤、タコの煮付け、タコのしんじょう、タコメシ、タコの海鮮ちらし、タコ鍋、タコ巻き寿司、タコチャーハンなど、三原市では市をあげてタコ料理の普及に取り組んでおり、日々様々なタコ料理が生まれています。
飽きのこないタコ料理、是非ご賞味ください。
公共施設
遊びつくし、学びつくし、まったりしつくす!
1.三原市すなみ海浜公園
市内南部、海沿いにある巨大な人工海水浴場です。綺麗な設備と2つの大ビーチ、お子様向けのプール、近隣には温泉と至れり尽くせりの施設であり、美しい瀬戸内海と対岸の島々を眺めつつまったり楽しむことができます。
2.三原市芸術文化センター「ポポロ」
全1,209席の大ホールを中心に、ミニコンサート、展示会、パーティ、ブライダルなど様々な催し物で賑わっている市内の文化活動の中心的となる建物です。その外観は一面の芝生広場の中に大きな白いドームを中心に瀬戸内海をイメージした真っ青なタイルが敷き詰められた斬新なものであり、BCS賞や公共建築賞など幾つも表彰されています。
3.三原リージョンプラザ
市内中心部にあり、市民のスポーツ、文化活動の中心となる総合施設です。汗を流すなら温水プール、各種球技対応可能な体育館、弓道場、トレーニングジムがあり、文化ホールでは毎月の映画上映を行い、各種文化サークル活動も盛んです。
4.やまみ三原運動公園
日本陸連公認の陸上競技場、ナイター対応の市民球場、スポーツ広場、テニスコート、遊具場、相撲場を含んだ総面積13.9haの巨大運動公園です。
5.白竜湖スポーツ村
竜の体を模した優美な白竜ドーム(室内競技用)の他、総合運動場、野球場、フットサルコート、テニスコートを含み、来場者のスポーツ意欲にフレキシブルに対応できる総合スポーツ公園です。
6.市立図書館
中央図書館、本郷図書館、久井図書館、大和図書館の計4ヶ所、約398,000冊(H27年3月現在)。児童書も充実しており、家族の憩いの場として、学びの場として、市民の身近な存在であり続けています。
交通手段
最寄駅はJR三原駅で山陽新幹線、山陽本線、呉線で三原までお越し頂けます。
山陽新幹線を使用した場合の所要時間は、広島市からは25分、岡山市からは20分です。
山陽本線、呉線は主に近隣の東広島市、竹原市、尾道市、福山市から来られる場合に便利です。
駅前のバス停を起点として、バス会社4社による市内バス路線網が展開しており、また高速バス、リムジンバスにより遠方へのアクセスも容易となっています。
西日本屈指の紅葉の名所であり、臨済宗佛通寺派の大本山でもある佛通寺や、「西の吉野」とまで呼ばれる桜の名所である御調八幡宮へも三原駅からバス1本で行くことができます。
また、駅から南へ300メートルに三原港があり、神話の香り漂う生口島、トライアスロンで全国的に有名な佐木島など瀬戸内の島々へのフェリーが出ています。
買い物
当院は、三原市の中心部に位置しているため、周辺に総合スーパー、家電量販店、ホームセンター、コンビニ、薬局、飲食街が多く、帰宅途中や休日のお買い物に便利です。以下ではその一部をご紹介します。
イオン三原店
住所 : 〒723-0014 広島県三原市城町2丁目13-1 地図を見る
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三原駅南口から徒歩5分の距離にある総合スーパーです。敷地内には、食料品や日用品、衣料品や家電、家具、病院など48の専門店があり、また、敷地内にモスバーガー、隣に郵便局、向かいに銀行があるため、利便性は極めて高いです。駐車場も853台分完備しており、お車でのアクセスも容易です。
フジグラン三原
住所 : 〒723-0015 広島県三原市円一町1丁目1-7 地図を見る
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三原市役所南の広大な埋立地に広がる総合スーパーです。敷地内に64の専門店と1153台の駐車場を擁する三原市最大規模のショッピングセンターで、遠方からのアクセスも容易です。
ホームセンターユーホー三原城町店
住所 : 〒723-0014 三原市城町3丁目13-26 地図を見る
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三原駅より南に徒歩7分の位置にあります。ユーホーは創業35年を迎える県内では有名なホームセンターのチェーン店で、三原市には2店舗あります。国道2号線沿いにあり、駐車場も205台分あります。DIYに興味のある方は是非こちらへ!
ヤマダ電機(テックランド三原店)
住所 : 〒723-0014 三原市城町3丁目10-3 地図を見る
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業界最大手の家電量販店です。テックランドは、ヤマダ電機の郊外型大規模店舗の名称であり、広大な店舗面積のため品揃えは豊富です。上述のユーホーの道を挟んで隣にあり、また周辺一帯はファーストフード、焼肉、ラーメン、定食屋と飲食店舗が揃っています。
秀和(マージナル三原店)
住所 : 〒723-0052 広島県三原市皆実2丁目2-18 地図を見る
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国道2号線沿いにあるインテリアショップです。家具や雑貨の販売の他、内装工事やインテリアコーディネートも行っています。「いいデザインの家具を」「かわいい小物を」などお考えの方は是非。
八天堂
住所 : 〒723-0017 三原市港町1-5-20 地図を見る
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三原駅南徒歩2分。昭和8年創業、クリームパンを始めとするスイーツパンで全国的にも有名なパン屋さんです。東京、大阪だけではなく、平成27年には台湾、フィリピンにも出店しています。家で食べるも良し、お土産に包むも良しの一品です。冷蔵庫などで良く冷やして食べることをお勧めします。
働きやすさ
院内に安心して預けられる場所があります
平成27年4月より、院内保育所を開設しています。
開園は、病院開院日の8:00~18:00で、生後2ヶ月から小学校就学前のお子様が対象です。夜間保育についてはご相談ください
宿舎・社宅
まずは、お気軽にご相談ください
病院独自に医師用宿舎を保有してはおりませんが、先生のご希望をお伺いし、ご要望にあった物件を病院側でお探しいたします。ご家族で住まわれる方、単身で住まわれる方、マンションタイプが良い方、一軒家が良い方、色々なご要望に可能な限りお答えします。まずはお気軽に総務課までご相談ください。
三原市のイベント・レジャーなどについて、 事務部村﨑とやっさだるマンが紹介します!
「元々は三原神明市の大だるまなんよ。顔に似合わず、実は三原のスイーツが大好きなんじゃー。踊る姿を見た人や、法被に触ったら法被だけにハッピーになれる!?って言われとるけぇ、ぜひ触りにきてみんさい♪」と豪語する、三原市公式マスコットキャラクター“やっさだるマン”が三原の魅力をたっぷりご紹介します。
三原市は、中国地方の広島県のほぼ山陽沿岸の中央に位置し、瀬戸内海の温暖な気候に恵まれたまちです。山陽新幹線をはじめ各JR線が発着するJR三原駅や国道に直結しているため東西へのアクセスも抜群の山陽自動車道。瀬戸内の島嶼部への船の拠点となる三原港。そして、本郷町には、広島空港があり、陸・海・空の交通の要所としての役割を果しています。
また、瀬戸内海の島々の眺望はすばらしく、天候に恵まれれば、四国山脈をも見渡たすことができます。ぜひ三原にお越しいただき瀬戸内の眺望をご覧ください。
三原市は南部から北部にかけて、瀬戸内海国立公園や佛通寺、御調八幡宮、県立自然公園、国指定の天然記念物「久井の岩海」、白竜湖など魅力的なスポットがたくさんあります。
観光
三原の魅力 ここにあり!
三原市は大きく分けて5つのエリアに分かれており、それぞれ異なる魅力的な観光スポットがあります。
■市内中心部
三原城跡を中心に多くの神社仏閣があり、歩いて裏路地を散策すればノスタルジックな気分に浸れます。駅から港までも近く、周辺の島々へ渡るにも便利。海山の幸も美味しく、中でも三原のタコは「生だこの刺身」や「たこ飯」「たこ鍋」など多彩な食べ方で味わえます。少し離れれば筆影山や竜王山の展望台から瀬戸内海の多島美も観ることができます。
■本郷・高坂エリア
本郷、高坂エリアは古墳や史跡が多く残っており、学術的価値も高いエリアです。空の玄関口「広島空港」があります。また、日本屈指の参禅道場として知られる臨済宗佛通寺派の大本山「佛通寺」は県内有数の新緑・紅葉のスポットになっています。
■久井・八幡エリア
西日本三大牛馬市場の1つであった久井町、国の天然記念物に指定された「久井の岩海」や備後最高峰宇根山に建つ「宇根山天文台」などがあります。「御調八幡宮」は豊臣秀吉が三原城に滞在中参拝し、境内に桜樹を手植えしたと伝えられています。
■大和エリア
農業が盛んで、特産品にはレンコンやはとむぎ、モモ、大和イモなどがあります。椋梨川(むくなしがわ)の伝説から付けられた湖「白竜湖」や小早川氏ゆかりの古刹「棲真寺」などがあります。
■佐木島
三原港からフェリーで約25分の場所にあり、江戸時代には製塩が盛んでした。新藤兼人監督の映画「裸の島」の舞台になった宿祢島があります。県重要文化財「麿崖和霊石地蔵」や佐木島八十八か所があります。島で採れるさぎしまみかんは甘くて美味しいと評判です。
職員オススメレジャー
ゴルフ
三原市内には5つのゴルフ場があり、いずれのゴルフ場も豊かな自然と高い戦略性を備えたコースとなっています。また、山陽自動車道からのアクセスも良いため、市外や県外からのお客様が多いのも三原市内のゴルフ場の特徴です。
キャンプ場・オートキャンプ場
豊かな自然に恵まれている三原市には、大自然が満喫できるキャンプ場が4か所あり、うち1か所はオートキャンプにも対応しております。真っ青な空の下でのキャンプ場でのバーベキューは最高です。また夜空の下で焚火を囲んでの仲間と語らいはかけがえのない時間です。
職員オススメスポット
道の駅(みはら神明の里・よがんす白竜)
三原市内には2か所の道の駅があり、三原市内のお土産はここで揃えることができます。よがんす白竜の石窯で焼いたピザは最高です。
八天堂
八天堂といえば「くりーむパン」
その特徴は、冷やしておいしいとろける食感と、飽きのこないシンプルさです。テレビで美味しいお取り寄せ商品として紹介されたことから、今では全国に店舗を展開していますが、三原市に本店があります。
酔心山根本店
日本画の巨匠、横山大観が終生愛飲したお酒として有名な醉心は、広島県の代表酒として、全国にシェアーを持ち、国内外に高級酒として広く知られております。
第9回インターナショナル・サケ・チャレンジ2015「大吟醸・吟醸」部門において、トロフィー(最高金賞)を受賞した「究極の大吟醸」は、米では最高峰といわれる『山田錦』を30%まで磨き上げ、軟水の中でも『超軟水』(硬度14)の領域となる天然水を使用し、全国に先駆けて吟醸造りを開発した広島伝承の技で醸し上げた、正に『究極』といえる大吟醸であり、ぜひともご賞味いただきたい一品です。
お食事処「蔵」
瀬戸内有数の、マダコの産地三原。タコは美食家で、カニやエビ等の高級食材が大好物です。広島県の中でも一番小島が多く、水温が一定できれいな三原沖の海。タコ好みの餌が豊富な岩場が多く、きれい好きなタコには絶好のすみかです。また三原タコの足は短くて太いのが特徴で、水太りしにくく、引き締まった歯ごたえが楽しめます。
三原タコの楽しみ方は、刺身・天ぷら・しゃぶしゃぶ・煮物・たこ飯から、たこ酒まで多種多様!タコが名物の街として発展した「食べ方の文化」で、三原にいらした皆様をおもてなしします。
施設情報
みはらし温泉
みはらし温泉は広島県三原市の瀬戸内海に面した絶景展望のスパリゾートです。日帰りと宿泊で高濃度天然温泉がお楽しみ頂けます。 みはらし温泉の源泉は、深度2000メートルの地下から汲み上げられています。その泉質はナトリウム・カルシウム - 塩化物泉で、効能成分の溶存物資は1kg の中に27,700mg(27.7%)も含まれており 日本トップクラスの高濃度を誇っている天然温泉です。
また、展望風呂からは、目の前に瀬戸の大パノラマが拡がっており、日の出や月の出を瀬戸内海の美しい風景とともに堪能することができます。
施設イベント一覧情報
小早川隆景公の城下町 三原
三原城は1567年、戦国の智将と呼ばれた小早川隆景公が築城しました。隆景公は戦国武将毛利元就の三男で、兄弟の強い結束を訴えかけた「三本の矢」の逸話でも知られている武将です。三原沖の大小の島をつなぎ築いた城で、東は湧原川から西は現在の臥龍橋付近まで約900m、南北に約700m、この中に本丸、二之丸、三之丸、そして二層三層の隅櫓32、城門14があったと言われています。当時はこの城の姿が、満潮の際に海に浮かんでいるように見えたことから「浮城」と呼ばれました。豊臣秀吉や徳川家康もこの城を訪れ、素晴らしさに感動したと言われています。
現代でも小早川隆景公の意向は三原市民の中に残っており、その代表的な催しが「三原やっさ祭り」と「神明市」であり、毎年60万人が訪れる“三原二大祭り”と呼ばれ親しまれています。
三原やっさ祭り
三原市の夏の風物詩といえば「やっさ祭り」です。この祭りで踊られる「やっさ踊り」は、三原城築城完成を祝って老若男女を問わず、三味線や太鼓、笛を打ちならし、祝酒に酔って思い思いの詩を口ずさみながら躍り出たのが始まりと言われています。「ヤッサ、ヤッサ」というかけ声にちなんでやっさ踊りと呼ばれています。三味線、鉦、太鼓、笛、四つ竹などのはやしと歌声に合わせ踊る様は、観ているだけで一緒に踊り出したくなるほどの躍動感です。伝統的なやっさ踊りはもちろん、近年はチーム毎に自由にアレンジした踊りまで、ずっと観ていても飽きる事が有りません。
当院も毎年参加して、赤十字魂を市民にアピールしています。
三原神明市
神明市は、伊勢神宮を祀る祭りです。毎年2月に行われる国内屈指の縁日で、約500件の露店が軒を連ね、期間中約30万人の来場者で賑わいます。植木市やだるま市が並ぶのが特徴的で、備後路に春を告げる市として伝統を受け継いでいます。
小早川隆景公はこの祭りを大切なものとし、瓶子一対を寄進し、近郷より繰り出す景気、人出の模様を見て、その年の豊凶を考量されたと言われています。
三原駅からほど近い、三原市東町、館町、本町一帯で行われる神明市期間中は当院も祭りエリアに入るため、仕事帰りに露店で、名物「三原だるま」やたい焼きなどを買い求める職員の姿が毎年見受けられます。