地域医療に貢献していただける医師をお待ちしています。
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院長からのメッセージ
置戸赤十字病院では、プライマリケアに興味のある内科医師を募集しています。
置戸町は北海道のオホーツク圏の内陸に位置し、総面積の8割を森林が占める林業と農業の町です。人口は現在約3,000人で高齢化率40%の近未来型の人口年齢構造です。
当院は赤十字病院としての活動の中で地域医療を担っております。町内唯一の医療機関で現在は内科単科です。一般病床(障害者施設等入院基本料)47床、療養病床48床を常勤医師2名で担当しております。旭川医科大学から非常勤医師の診療支援を得ています。また臨床研修医の地域医療研修の受け入れも行っております。
病棟の診療体制は主治医制ではなくグループ制としています。この体制は非常に効果的です。毎日全患者の状態の報告書が発行され、これに基づき朝の医師ミーティングを行います。そこで患者さん全員の治療方針が確認され、処置や病状説明などその日の業務が分担されます。そのため少ない医師数でも効率よく担当業務に専念できます。また当直日以外での時間外の呼び出しは全くありません。
外来は高齢者も多く慢性疾患が主体ですが内科以外の疾患患者も多数来院します。大抵の処置は当院で行いますが、対応できない疾患については車で40分の北見市の病院に依頼することになります。重症患者については、高度医療を担う北見赤十字病院の連携システムに登録されているためコンサルトすることができます。また患者転院搬送の際にも救急隊との連携もよく安心できる救急体制が構築されています。時間外の診療については置戸住民の理解が得られているため、いわゆるコンビニ受診がほとんどありません。
通常の診療のほかには養護老人ホーム(80床)、特別養護老人ホーム(50床)、高齢者グループホーム(18床)の健康管理業務があります。また保健予防活動として住民健診、学校健診および企業健診を行っています。特に住民ニーズに応えて朝6時からの早朝健診も行っています。各種予防接種や医療講話などの啓蒙活動も行っております。
置戸赤十字病院の理念は「この地域で住民が安心して暮らせる」ことです。当院を受診される患者さんで全く素性のわからない方はごくまれです。置戸地域住民ではない患者さんは職員や患者さんの知り合いです。町の保健師やケースワーカーとの情報連携も密に取れております。住民同士の結びつきも強いため互助活動も盛んです。
このような置戸町で全人的医療を行いたい、プライマリケア医として地域医療を実践したいと考えられている医師は大歓迎です。
まずは見に来てください。そして体験してみてください。
置戸赤十字病院
院長 長谷川 岳尚
置戸町長からのメッセージ
置戸町は、北海道の東部、オホーツク管内の南西部に位置する、豊かな森林と常呂川の清流に育まれる町です。豊かな自然のなかで町民一人ひとりが主役となって行動し、互いに支えあい、いきいきと輝いて暮らせる町づくりを進めており、平成27年には開町100周年を迎えます。
農業と林業を基幹産業として発展、更には、木目のやさしさが使う人の心を和ませる木工芸品「オケクラフト」、国内最大規模を誇る「パークゴルフ場」、「源泉かけ流しの勝山温泉」などがあります。 しかし、本町は少子高齢化が進み、高齢化率は40%を超えています。いくつになっても健康で元気に過ごすために、保健・福祉・医療・介護の充実、連携を積極的に進め、生涯を通して健康で安らかに暮らせるための環境づくりを進めています。
置戸赤十字病院は、町内唯一の病院として、一般診療に加え、町民の特定健診、胃がん等検診及び乳幼児・高齢者の予防接種などに取り組み、人道や博愛などの赤十字精神を実践し、誰もが住み慣れた地域で、安心して健やかに暮らすことができるよう、地域に根ざした医療活動に邁進され、町民の生活を医療や健康の面から支えて頂いております。
加えて、本町行政運営に欠かせない各種審議会委員を務めて頂き、行政との連携を密にした、保健・医療体制の充実にもご尽力頂いております。
本町では、安定的な病院の運営と住民福祉向上を図り、安心して医療サービスの提供に資するべく、病院の改築、医師確保及び医療機器更新などへ継続して支援しているところであります。
結びに、置戸町にとって欠かすことができない置戸赤十字病院の医師として、地域医療に向き合ってみませんか。自然を愛し、人にやさしい、緑と清流のまち、置戸町に、ご家族の皆さんと共にお越しください。お待ちしております。
北海道置戸町長 井上 久男
医師からのコメント
医師の山根が当院の診療についてご説明します
当院は、昭和22年2月に北見赤十字病院の分院として開設され、昭和29年に独立し置戸赤十字病院となりました。開設から70年近く、この地域と時代にあった医療を継続的に提供しています。
現在は、内科だけの単科となっていますが、町内唯一の医療機関ということもあり、内科という枠にとらわれず幅広い診療を行っています。患者の多くは65歳以上の高齢者で、疾病の中心は高齢に伴う慢性疾患です。再来患者率も95%という高さであり、それゆえに患者のほとんどは顔みしりで、アットホームな雰囲気のなかで診療を行っています。
また入院病棟は一般47床、療養48床の95床を有していますが、主治医制ではなくグループ制として診療を行い、チーム医療においても職種の垣根が感じられないほど看護師やコメディカルのサポートがしっかりしていて診療に専念できる環境が提供されています。
自然豊かで心地よくゆったり流れる地域の人々の健康と安心を守ることをライフワークとしながら、休日には趣味や旅行など広大な大地でリフレッシュすることも出来ます。
プライマリケアをやりたい先生、心から歓迎いたします。
診療内容
患者の大半は高齢による慢性疾患ですが、置戸町の委託を受けて乳幼児や児童の健診、各種予防接種を実施しています。特に近年は企業健診や林業等の特殊健診などの受入れにも力を入れています。
また、救急告示病院ですが、時間外救急患者は1日当たり0~3名程度です。
平日業務 | 午前・午後 外来及び病棟診療 老人ホーム等回診(曜日指定) | |
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時間外業務 | 宅直において主に入院患者急変時対応。平日に週1~2回程度。 | |
休日業務 | 月1~2回週末当直 | |
一日の患者数 | 外来 | 90名 |
入院 | 療養病棟48名 障害者算定病棟47名 |
※さらに詳しい内容についてはお問い合わせください。
ある医師の1日
施設紹介
院内の施設を写真でご紹介します。
①施設案内
②外来(待合)
③64列CT
④X線テレビ
⑤内視鏡室
⑥超音波室
⑦病棟
⑧ナースステーション
⑨生化学分析装置
アクセス
車:北見市から車で30~40分(30km)公共交通機関:北見バスターミナル乗車 置戸バス停下車 徒歩1分
最寄り空港:女満別空港(車で75分)
置戸町のゆったりした暮らしぶりを看護部遠藤と渡部がご案内します。
置戸町は、自然に恵まれたとても住みやすい街です。街はコンパクトにまとまっていてスーパー、コンビニ、食事処や居酒屋、薬店、金融機関などひと通り揃っていますので不便はありません。 車を使わなくても徒歩5分圏内でほとんどの用事を済ませることができるところが嬉しいですね。
町内には、源泉掛け流しの温泉施設やコーヒー無料のお洒落な図書館、無料で使用できるスポーツセンター、パークゴルフ場などの公共施設も充実していますので、休日には心身ともに日頃の疲れを癒してくれること間違いなしです。お子さんがいましたら、夏は昆虫採集、川や湖で魚釣り、冬はスキーやわかさぎ釣りもおススメです。
気候
置戸町の気候は、夏冬、昼夜の寒暖の差が大きく、積雪降雨が少ない典型的な内陸性の気候です。真夏は日中30度以上の日が続くこともありますが、湿度が低く比較的快適です。
夕方になると涼しくなり22~25度くらいで寝苦しい夜はありません。真冬は気温が下がり最も寒い時期の2月頃にはマイナス20度以下になることもありますが、
暖房設備が整っているので家の中は常に25度以上に保つことができ、北海道のよくある生活スタイルとしてTシャツ、短パンで冷たいビールやソフトクリームを楽しむことも珍しくありません。
グルメ
置戸名物
卵でとじたかつ丼でもない、ソースかつ丼でもない置戸名物『タレかつ丼』。 上質な道産豚の肉厚ロースをサクサクの衣に包み、各店自慢の甘辛の熟成タレにくぐらせた町のイチオシB級グルメ。一度、二度、三度と食べ続けると病みつきになる味です。
町内の飲食店で食べることができます。
公共施設
置戸町には温泉施設を始め、公民館、スポーツセンター、パークゴルフ場等各種の公共施設があります。教育施設では認定こども園、小学校、中学校、高校とひと通りあります。 今回は当院から徒歩数分の場所にある置戸町生涯学習情報センター(図書館)をご紹介します。館内は近代的でありながら、木のぬくもりや懐かしさを感じるオシャレな造りになっています。 薪ストーブを囲みながらの読書は最高です。
蔵書は12万冊以上あり、貸出率日本一にも輝いたこともあります。本の他にも映画などのDVDやCDもあり館内で視聴することでき、町民には貸出もしています。
交通手段
近年まで、『ふるさと銀河線』という第三セクターの鉄道がありましたが、現在の交通手段は郊外路線バスのみとなっています。JRの最寄り駅北見までは、早朝から夜遅くまで町民の足として運行されています。
買い物
病院周辺には町内のお店がまとまっています。スーパー、薬店、電気店等仕事帰りにサッと買い物ができる環境です。まとまった買い物などは、週末に北見のイオンや各種量販店を利用すると便利です。
A-COOPおけと
住所 : 北海道常呂郡置戸町字置戸46
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食料品や日用品を扱っていて、町民の台所として夜8時まで営業しています。駐車場で季節ものなどを販売したりします。
小林薬店
住所 : 北海道常呂郡置戸町字置戸92
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薬を始め、化粧品、文具、書籍を取扱っています。
宿舎・社宅
徒歩1分、庭・車庫・物置・家具付一戸建、家賃9500円!
この他、集合住宅タイプのオール電化2LDKもあります。
職員住宅
徒歩1分、庭・車庫・物置・家具付一戸建、家賃9500円!
この他、集合住宅タイプのオール電化2LDKもあります。
置戸町のイベント・レジャーを事務の中村が紹介いたします。
置戸町のレジャーと言えば、夏は渓流・湖釣り、ラフティング、パークゴルフ、冬はスキー場もありますのでスキー・スノーボードやそり遊びが楽しめますし、 おけと湖ではわかさぎ釣りの家族で連日大賑わいです。大人も子供も四季折々のたくさんのレジャーを楽しむことができ、レジャー後には源泉掛け流しの温泉が心や身体を癒してくれます。 私のお気に入りは、露天風呂に入りながら、都会では決して見ることのできない、今にも降り注いでくるような満点の星空を独り占めできるところですね。
町のイベントも、夏まつり、人間ばん馬レース、馬力だすべぇ祭(収穫祭)などたくさんあり、町民が一丸となり盛り上げていて、道内各地からイベントに参加する観光客で町が賑わいます。 小さい町ですが、いえ、小さい町だからこそ町民が一体となった魅力いっぱいのイベントが盛りだくさんです。
観光
置戸町は置戸、境野、秋田、勝山地区の4地区に分かれています。
置戸町の観光については、置戸町ホームページをご覧ください。
置戸町ホームページ
職員オススメレジャー
わかさぎ釣り
おけと湖が凍る毎年1月~3月までわかさぎ釣りが解禁となります。
大勢の釣り客、家族連れで賑わいます。
パークゴルフ
北海道発祥のパークゴルフ。町内に2か所あります。4段階の難易度、17ホール153コースを設けている「おけとパークゴルフ場」がお勧めです。総理大臣賞を賭けたウルトラパークゴルフ大会も開催されます。
ラフティング
市街を流れる常呂川ではラフティングが楽しめます。
流れの途中ではヤマセミ、オシドリなどの野鳥が姿を見せ、大自然を肌で感じることができます。
職員オススメスポット
そば処 いなだ屋置戸本店】 置戸町字置戸94-1
大正元年創業の老舗のそば店。そば本来の味わいを楽しめる風味豊かな手打ちそば。
お薦めは炭火で香ばしく焼き上げたカモ肉の「炭焼鴨南そば」。
うどんも手打ちで大人気。町外からのお客も多く、昼食時にはしばしば行列ができることも。
【大衆居酒屋 石太郎】 置戸町字置戸152-5
若夫婦が切り盛りする居酒屋。ノスタルジックな看板と提灯が目印です。
純和風な店内は清潔で、メニューも季節にあわせて替わります。
【食事処 一福】 置戸町字置戸117
病院を出てわずか20歩の場所にある食堂。
名物「タレかつ丼」が絶品です。昔ながらの味噌ラーメンもお薦めです。
【オケクラフトセンター 森林工芸館】 置戸町字置戸439-4
北海道に自生するエゾ松やトド松などの白い木肌、樺やタモなどの広葉樹の優しい木肌と美しい木目が魅力の「オケクラフト」。
森林の恵を活かしたオケクラフトを販売しています。 お気に入りの一品がきっと見つかります。
施設イベント一覧情報
【おけと夏祭り】
屋外特設会場では芸能人のショーも。市街地を練り歩く神輿も、チーム対抗カラオケ大会ももちろん当院からも出場します。出店あり、よさこいソーランありの夏祭りです。
【人間ばん馬大会】
おけと夏祭りの最終日に開催される置戸発祥の「人間ばん馬」。500㎏の丸太を積んだ鉄製馬そりを馬のかわりに人間5人、7人で曳くレース。 全道各地から参加チームが集い二つの障害を乗り越え曳き合う姿は圧巻です。見ていて心も身体も熱くなります。 もちろん当院の「人間ばん馬部」もこの日に向けて猛練習を積んでいます。賞金・賞品総額500万円のビックイベント。
【もっと馬力だすべぇ祭】
秋の味覚を食べてもっと馬力を出そう!というお祭りです。旅行会社のバスツアーも組まれるほどの名物収穫祭です。 会場では、置戸産牛肉の焼肉あり、山女の塩焼きあり、馬力うどん等々ありと食い倒れること間違いなし。アツアツのカレーうどんの早食い競争もあったりと地場産品を満喫できるお祭りです。